12月21日:見習い百姓の収穫だより2022年

寒波が来て、雪がちらつく。韓国唐辛子と鷹の爪、山梔子(くちなしの実)を収穫し、盆ざるに並べて寒風に当てて乾燥させる。

唐辛子類、辛み成分はカプサイシン。熱性なので冷えの人には良いが、熱性タイプやその病証、高齢者、妊婦、幼児は禁忌とされている。しかし、私はキムチの誘惑には勝てない。

山梔子は摘み取ると、オレンジ色の色素が溢れ出て指を染めていく。色素のクロシンは、おせちのきんとんや栗の色付けに使う。瀉下・清熱・解毒効果のある苦寒剤でもある。

小豆の莢を263個収穫。1時間かけて莢を外し、実を計ったら260gあった。
一莢当たり、1gの勘定になる。大きさは中納言くらいかな?干しあがったら、ぜんざいにしていただこう。小豆は清熱解毒。立派な生薬でもある。

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