1月20日
百姓先生は高さ2メートルくらいの窯で、焼き芋を焼いている。
保管庫に入りきれないさつま芋を袋に入れて置いてあったが、寒さで凍みて半分傷んだので捨てた残りの芋である。2時間余りかけて、できた焼き芋はホカホカで美味しい❣
が、やはり寒さに当てられたからか、いつもと比べて糖化の度合いが少ないように感じる。去年、焼いた時は蜜ができて、それはそれは美味しかった・・・気がする。持帰った焼き芋はバター焼きにしていただいた。
健脾胃、潤腸通便の働きの他に強腎陽や解毒利尿の効能がある。じっくり熱を加えた焼き芋は、しっかり身体を温めてくれる冬の優れものである。
大実金柑福寿を100個余り、小さい金柑も収穫した。明日のインスト講座に持っていきお裾分けして、残りの大実は、「おいしい酢」につけてみよう。
鉢植えの下の台木が腐ってきたので、30鉢ほど台からおろし、大きな石板を外し、新しい材木に敷き替える。石板は一枚30kgくらいありそうで、10枚も運ぶと結構な運動量である。息が上がる。
1月27日
9時頃から時雨れて、お昼には雪にかわった。10年振りの寒波到来である。
しかし、焼き芋窯の前は、顔が真っ赤になるほどの熱さである。生木が激しく燃えている。2時間もすると、小ぶりのさつま芋は、皮の部分に蜜が溢れ出て黒い筋を引いていく。野菜保管庫に入って温度管理されたさつま芋は、ここまで糖化するのだと嬉しくなった。
先回、焼いたさつま芋は、少し寒気に中っただけで、もう蜜の段階までは糖化しないということも解った。さつま芋は10~13℃で保管するのだそうな!
雪の中で咲く蝋梅は、妖艶な美しさに加え、仄かに甘い香りがして思わず深呼吸したくなる。玄関に活けると、それだけで、心が和む。