7月16日:見習い百姓の収穫だより2023年

桃の早生白鳳は袋掛けをしなくてもできるが、初物というだけで美味しくない。
中早生の白鳳は農薬散布を1回し、袋掛けもするが、九割は虫が入ったり、烏に食べられて傷物になる。芳醇な香りと溢れる果汁が美味しい。

八月の白鳳は、最高に美味しいが、農薬なしでは作れないと百姓先生は言う。だから作らない…とも。

去年、ぶどうに紙袋をかけ、その上にネットをかけてカラス除けに成功した。ところが今年はカラスがくちばしでネットの中の紙袋とぶどうを引っ張り出して食べてしまった。
もう、半分しか残っていない。トホホである。今年はカラスの勝ち~~。

去年、南瓜は40度近くの直射日光に負けて、火傷をしたところが溶けてしまった。今年は葉をかぶせるか、覆いをしければなるまい。酷暑のなか難儀なことである。

鳥や虫、太陽と作物を傷めるものが多い中、先週はメスレー、イエローエッグ、貴陽などの李が全部、盗まれてしまった。3メートルくらいの高さまで、枝を折らずきれいに獲ってあったので、百姓先生は「助手として雇うか?」と呑気なことを言っている。去年は柿を全部盗られている。あーあ。

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