1月6日:見習い百姓の収穫だより2023年

百姓の先生は、ペカン、柿、すもも、桃、イチジクなど実生の木を次々と剪定していく。
生い茂っていた木々も今は葉を落とし、枝も払われて丸坊主になっていく。

蕾みの小さい枝、勢いのない枝は容赦なく切り捨てられる。剪定の仕方で、実のつき方がかわるという。陽当たりを考え、生け花のようなバランスが必要という。難しそう。

私は切り落とされた枝を集め、空き地に運ぶ。ここで干して、窯にくべる薪として使う。

枯れたピーマンを引き抜き、稲わらで縛って、ぶどうの根元にたい肥として積む。ここでは捨てるものはなく、次に活かされる。自然に返しながら循環させる農法である。

12月25日に作った切干は、曇天が続いたので10日掛って干しあがった。ほっこりした日向の臭いがする。

よかったらシェアしてね!
目次